ヨー ク大学 日本語科第三学年読解教材

第 八課「ハ ワイで見つけた『不老長寿の滝』」:構文

Lesson 8:  Waterfall of Youth in Hawaii: Structures


 

@  ...とのことだ/である

 

  1. 友 人の話では、長寿の薬はすでに存在するが、副作用が強過ぎて使 えないとのことである。

  2. 専 門家の研究によると、地球温暖化はもう元に戻せないとのことで ある。

  3. 大 学の発表では、ストライキのために来年度の新入生の数が激減す るとのことである。

 

A  ...てしまえば、それまでだ/である

 

  1. 癌 とかエイズなどいまだに特効療法が見つかっていない病気にか かってしまえば、それまでである。

  2. い くら賃上げ闘争をして賃金が上がっても、会社が倒産してしまえ ば、それまでである。

  3. 長 年かけて理想の家を建てても、夫婦が離婚してしまえば、それま でである。

 

B  ...(に)は疑う余地がない

 

  1. 人 間が現在の寿命の二倍ぐらい生きられる時代が到来することは疑 う余地がないようである。

  2. 環 境ホルモンの増加が、出生率に影響していることは疑う余地がな さそうだ。

  3. オ バマ政権が保護貿易主義を取ることは疑う余地がないようであ る。

 

C  ...と思われる

 

  1. 人 間が百年以上生きるようになる社会は、価値観その他ずいぶん現 在とは異なった社会になると思われる。

  2. 日 本もいずれカナダのように外国からの移民に労働力を頼らなけれ ばならなくなると思われる。

  3. 世 界的な金融危機の影響を受けない国はないと思われる。

 

D  ...は(誠に) ...べきことである

 

  1. 様々 な考え方・生き方があるにしても、短い人生を大切にせず、殺 し合いをしている現状は誠に憂うべきことである。

  2. 自 分の利益さえ守れれば、他の人のことはどうでもいいという態度 は誠に悲しむべきことである。

  3. 大 学の教員が、教育の本分を忘れて、ただ知識を教えているという 状況は誠に反省すべきことである。

 

E ...というところが本音である

 

  1. あ る意味では、ハワイで学会があったから、それに便乗して、ハワ イ観光もしたというところが本音である。

  2. 正 直なところ、家内とは子供ができてしまったので、結婚したとい うところが本音である。

  3. 実 を言うと、アメリカに行きたかったのだが、仕事がなかったの で、カナダに来たというのが本音である。

 

F ... が、圧巻は ...である

 

  1. き れいな孔雀などもいて、観光客の目を楽しませてくれるが、圧巻 は、一番奥にあるワイミアの滝である。

  2. カ ナダの自然は、どこに行っても素晴らしいが、やはり圧巻はロッ キー山脈だろう。

  3. 色々 な国で古代の遺跡を見たが、何と言っても圧巻はエジプトのピ ラミッドである。

 

G ...とあいまって  ...

 

  1. 滝 の水は、ほてった皮膚に優しくまとわりつき、鎮熱効果とあい まって、非常に心地よいものであった。

  2. こ この温泉は、湯量も豊富で、温度も高く、各種の治療効果とあい まって、今大人気の温泉である。

  3. オ バマ大統領は、変革を求め、若さとあいまって、その行動力で、 アメリカ市民を引っ張ろうとしている。

 

H ...またとない  ...

 

  1. ハ ワイにいた七日間毎日晴天が続き、またとない息抜きとなった。

  2. 海 外で仕事をすることは、異文化間コミュニケーションの実践にま たとないいい機会を与えてくれる。

  3. 戦 争中のベトナムで三年間教えたことは、人生の中で、またとない いい経験を与えてくれた。

 

I ...にも関わら ず...

 

  1. 今 週は、昼食時二時間会議があったにも関わらず、最後の授業まで 持ちこたえられた。

  2. やっ と希望の大学に入学できたにも関わらず、ストのために他の大 学に転校せざるをえなかった。

  3. 銀 行からお金を借りて、新居を購入したにも関わらず、サブ・プラ イム・モーゲッジのせいで、家を手放さなければならなくなった。

 

J ...たいものだ/であ る

 

  1. 一 回入っただけで、三ヶ月の活力がつくのだから、しばらくハワイ で過ごし、少なくとも何回か泳ぎに行きたいものだ。

  2. 定 年退職をしたら、オーストラリアかどこかに半年ぐらい滞在し て、のんびりしたいものだ。

  3. 助 成金がもらえたら、一年ぐらい研究のために、中国に行きたいも のだ。



© Norio Ota  2013